夜通し叫ぶ女
有料老人ホームで働き始めて3日が立った。その中で気になる人が一人。特に手が掛かるわけではないのだが。一晩中叫んでいる。先輩介護士は聞き流して。さ行を続けている。でもなんだかきになるので行ってみた。部屋に近付いてみると叫んでいる内容がわかってきた。[おみずくださーい]。入ってみると新ウアなのにしっかり目がひらいている。(どうなさいましたか)?[おみずください]。キッチへ行って冷めた白湯を200ccほど持っていった。美味しそうに飲んだ。それから三十分ほどはなしにききいった。目がトロントしてきたので(じゃあもどるね)。部屋を後にして作業に戻った。気付いてみると、叫び声がなくなった。喋り疲れたのか安心したのかな。
クリスジョウ
良い老人ホームの見つけ方
このテーマはとても難しいと思う。なぜならひとりひとりニーズが違うから。高額だから良い老人ホームとは限らない。やはりライフスタイルや価値観によるものだと思う。例えば、スーパーが近い、都会的な雰囲気がある、自然に囲まれている、家族の住まいが近い、住み慣れた街にある、鉄道やバスの駅に近い、高速道路のインターに近い、医療機関が近い、などなど。人それぞれかも知れません。個人的には町の中心にあるのがいいともう。適度な刺激があり関わりをモテるところが良いと思う。(筆)クリスジョウ
高齢者施設は人生差後にたどり着く家。
どこの老人施設へ行っても夕方になると自宅へ帰る話で持ちきり。家に帰って夕飯の支度jをしなきゃいけないと。なぜ老人施設に入っているか分からない。変える家はもうないんだよ。ただストレートに言えない。だって哀しくなるから。さーみなさん夕食の時間だよーツ。大きな声で意識をこっちに向けっる為に。家に帰ろうとしてたことは忘れて代わりにおかずのはなしになる。本当のことを言って出しあげたいがそれが出来ないもどかしさ。食事が終ると口腔ケア、トイレを済ませて更衣。ベッドにもぐりこんでおやすみなさい。哀しいおもいがこころのかたすみでないている。
クリスジョウ
高齢者を守るのは誰だ
高齢者や独居老人が増える中こうした人たちを狙った事件があとを立ちません。特に判断力が低下した認知症の人は標的にされやすいようです。10年ほど前から社会問題と知られる振り込め詐欺、最近では自宅まで受取りに来るそうです。その他郵便で郵送させるなどさまざまな手口が横行しています。家のリフォームや訪問販売を装ったケースも増えています。認知症を患っているひとも多く被害になっているそうです。こういった人達を守る制度があります。成年後見制度といい、後見人の同意なしに商取引ができない仕組みです。この後見人は裁判所が任命します。その他、今まだ判断できるうちに信頼できる人を任命する任意後見人制度があります。 クリス ジョウ
お買い物ブルース
記憶障害が進むと計算力も低下してきます。特に引き算が難しくなるようで。いくら支払えば良いのか見当がつかず、少額の買い物でも毎日紙幣を出して釣り銭は使わず貯まる一方。計算が出来なくてもお金をはらうことをおぼえていれば良いのですが支払わなければならないことも分からなくなると商品を勝手に持ち出ししまうと万引沙汰になることもあります。その他、お店までの道筋がわからない、よく行く店だが何を買いにきたか忘れる。同じ物を買い込んでしまってさあ大変。トラブルを未然に防ぐ方法の一つとして、よく行く店に行って写真や診断書を持って事情をつたえておく。トラブルが起きそうなら電話をもらうなど協力を仰ぐといいでしょう。
クリス ジョウ
