クリス介護の日記

認知症へ果敢に向き合う有志への讃歌

常道行動

今日はお客さまが大勢いらっしゃるということで部屋中に湯呑が散在しています。以前がご主人さまが経営されていた会社でAさんも手伝っていました。これは、認知症による遡って記憶を喪失してしまったケース。Aさんは現役時代に戻っていまお茶の用意をしています。ここで家族やヘルパーさんがやってはいけないことは、1.今は必要ないので片付ける2.数を減らす。まずは話に乗る。そして、お茶に関心が薄れた頃、片付ける。
こうした、常同行動にはパターンがあります。例えば、常道的周遊/まいにちおなじコースであるきまわる。同じ店で同じ物を買う。時刻表のように決まった時間に決まったことをする。常道的食行動/まいにちおなじメニュー、おなじレシピ。その他、同じ言葉を繰り返す。同じ言葉、同じ文字、を繰り返し言う、書く。このタイプのひとは変化や刺激を嫌います。
          クリス ジョウ